佐世保の事件について思うこと
<高1同級生殺害>複数の刃物使用 「計画的」見方強める
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140730-00000003-mai-soci
佐世保の高1同級生殺害事件でまたメディアが間違いを犯さないか、心配をしている。
佐世保ではご存知のとおり過去にも少女による同級生の凄惨な殺人事件があった。
ここで佐世保という地域に問題がある、というふうに考えてはならない。
また、加害者の家庭環境などに注目するのもよくない。
基本的にこういった深刻な事件というものは、加害者の周囲の人たちも最大の被害者になる。家族関係だけでなく大きくみるとその地域全体もそうだ。
秋葉原の通り魔殺人の犯人の弟さんが自殺したことも考えると、この辺は常に本当に大きな問題であると思う。
家庭環境が悪いから犯罪を犯した という見方は間違っている。
家庭環境が悲惨でも犯罪に関わらない人間もいるからだ。
見落としてはならない点だ。
少年法によって加害者は成人であった場合より多くの保護を得られるだろう。
そのことに関して私は異論はない。
この年代の人格の可塑性を信じよう。
だれしもが、ふとした出来事で人格が大きく成長したり変化したことが、かつてあったと思う。